無口 男

無口な男

昔、「男はだまってXXビール」というCMがありましたが、「男たるもの黙って黙々と働く」とか、「男は背中で語る」ようなことが、かっこいい男像としてもてはやされていた時代がありました。その頃は、しゃべる男は軽薄とされ、多少のきれいごとを並べて主張しても、無口な男の「重みのある」一言で一蹴されたものでした。

 

しかし、今の時代、無口な男は、「クライ」「ナニ考えているかわからない」「キモい」といって、敬遠され、疎外されるようになってしまっています。多少軽薄っぽくてもにぎやかにしゃべって、雰囲気を盛り上げたり、笑いを提供できる男が今のスタイルです。しゃべりのうまい男は、女性からも好かれるし、仕事も次々と話をまとめて、「デキる」雰囲気がありますよね。彼らはしゃべることで、自分の存在感と個性をアピールし、周囲を味方につけ、会話の中で首位の雰囲気や方向性を掴み取りながら、うまく自分の見方に引き寄せるように誘導し、結果として自分の思いを叶えてきているんです。

 

ただ無口なだけでは、周囲の雰囲気を変えたり、自分の思いを通したりするのは難しく、逆に存在感が薄くなり、周囲に流されるだけになってしまいます。結局、自己主張の苦手な無口さんは、周囲のいいなり・・・か、それを拒絶すれば、仲間に入れてもらえない・・・なんていう、悲惨な状態に陥ってしまったりします。人の世話焼きが好きならそれでもいいのかも知れませんが、ちょっとあまりに寂しい・・・いいことはなさそうです。

 

やっぱり、今の時代、男だっておしゃべりにはなれずとも、無口とは早めにおさらばしたほうがよさそうです。

口下手・無口な25歳の私でもできました!
このポイントを押さえれば会話は自然に続きます